ユーロコプター タイガーヘリ 



航空機の開発にはお金が掛かる。
今や、国家独力で開発するのも困難になりつつある。
そこで、考え出されたのが、国同士での共同開発の攻撃型ヘリコプターである。
このタイガーヘリも、フランスのエアロスパシアル社と、ドイツのMBB社の共同開発だ。
現在は両社により設立されたユーロコプター社により生産されている。


ドイツ軍向けには、UHTという呼称が与えられ、
対戦車攻撃/地上支援任務用として運用される。

フランス軍向けにHAPの呼称を持つ支援攻撃任務に特化した機体と、
対戦車攻撃に特化したHACの呼称を持つ二種類を別々に製作している。
HAPは機首部に30ミリチェーンガンを搭載していることで見分けがつく。

ドイツ軍向けのUHTと仏軍のHACにはローターマスト上にセンサーポッドが搭載されており、
被発見率を下げるのに役立っている。
フランス軍向けのHAPは操縦席上部に照準センサーがある。


NATOで、電子戦争に対応する未来型ヘリとして多いに期待された。
優れた機動性、ステルス技術を駆使すると共に、
あらゆる電子妨害への防御を強化した唯一のヘリでどんな無線妨害も受け付けない。
それどころか、核爆発の影響により発生する電磁パルスさえ跳ね返す。
通常の電子機器はこの電磁パルスを受けると破壊されてしまうのだ。

しかし、当機が有名になったのは、
ヤヌスグループによるテロ事件の主役となった為であろう。
当機の完成記念式典における、カナダ海軍ファレル提督殺害事件。
また、その時に当機は犯行グループであるヤヌスにより強奪され、
ロシアのセベルナヤ基地爆破事件にも使われた。
その後、当機は数奇な運命を辿り、
最終的にはヤヌスがサンクトペテルスブルグに隠匿したあったのを、
事件の捜査を担当したイギリス情報部員の手により爆破されている。

この一角だけ、「007 ゴールデンアイ」より。f(^_^);;;


当モデルはタミヤのなので、フランス軍向けのHAPである。
それが証拠に機首に30ミリチェーンガンが付属している。
が、今回は「007 ゴールデンアイ」のつもりで製作したので、その辺りは御容赦を。

製作そのものは、素組み。特に何もしていません。
ローターマスト上のセンサーポッドと、翼下のミサイルポッドをそれらしく自作したくらいである。

塗装は単純にフラットブラックをエアブラシ。
実は、今回、この黒1色にてこずりました。ブラックそのものを単純に吹き、
その後、クリヤを吹いたのですが、見事に失敗し、白濁しました。
塗装を数回やりなおし、結局、単純にフラットブラックを吹きました。

黒1色の航空機は、まだ作りたいのがあるので、上手く出来る様にならなきゃね。











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