ハセガワ 1/72 フォッケウルフ Ta-154 A-0

ドイツ空軍が開発した夜間戦闘機。
イギリスの傑作機モスキートの影響を受け、重要戦略物質「金属」を使わない木製機として開発された。
ただし、モスキートの様な全木製機ではなく、機体の一部に木材を用い、金属の使用量を減らしている、といった方が適切である。
細く引き締った胴体、3点着陸装置、高翼単葉の主翼等、精悍なスタイルを見せ、高性能を期待されたが、
接着剤の不良で事故を連続して起こし、計画は中止されてしまった。
接着剤に酸が入っていて、その成分が金属を腐食してしまったのが原因ですって。
また、連合軍の空爆で、接着剤工場が破壊され、接着剤が調達出来なくなったという話も聞きましたが、
どちらが事実なのでしょうか?僕は接着剤不良がずっと事実と思ってました。

 
 
今回も全くの素組み。
手を加えたのはたった2ヶ所。
1:重りを入れて、尻餅を着かないようにした。
2:機首レーダーFuG220のアンテナを0.3mm真鍮線に換えた。
 
で、その手を入れたレーダーアンテナ。
本人は満足しています。(^o^)
取付に瞬着を使ったんですが、ちょっと失敗。歪んじゃいました。


僕が買ったキットはA-0&V-3のスペシャルバージョンキットで、
コクピットがメタルパーツなので、大丈夫かな?と思ったんですが、
それだけでは、尻餅を着くので、
重りをエンジンカウリング内に釣具のガン玉0.5号を4個入れた。

おかげで尻餅着かなかったです。

  
塗装はいったてシンプルに。
GSIクレオスのラッカー系塗料でエアブラシ塗装。
機体下面はRLM76、機体上部の迷彩はRLM74、LM75で。
ラッカー系塗料は臭いさえ克服出来れば、実に良い塗料ですね。
胴体のコードレター「XE-FG」はデタラメです。完全に僕好み。


スジ彫りを行い、タミヤエナメルのフラットホワイト+フラットブラックで
スミイレを。機体の色が明るいので、ブラックでは強過ぎるかな?と。
仕上げにクリアコートつや消しスプレーを。



真正面から1枚。
細身で精悍なツラガマエだ。頼もしい。
Jumo211Fエンジン2基で640kmの高速をだした。
胴体側面にMk151 20mm機関砲を装備。



コクピットを側面より。正直言って、視界悪そう…。
特に後部座席なんか、胴体に押し込められた感じ。
レーダー手だから、視界悪くてもイイよと言われても…。


キャノピーはマスキングしました。
最近、キャノピーマスキングが好きになってきました。v(^o^)v



作っていて思いましたが、テールヘビーなモデルでした。
テールヘビーというよりも
「バランスが悪い」といった方がいいのかな?
詳しくは知りませんが、
実機の試作機(または設計開発当初?)は
尾輪降着じゃなかったのかな?
と思ってしまいます。どーして、3点着陸装置にしたんだろう?
機首にレーダー搭載したから、重くなったのかな?









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